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所属する女性会でセミナーがありました。その中で「ひとりの老後はこわくない」の著者松原惇子氏の講演がありました。 |
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「ひとりの老後」と聞くとその「その住まいは?」とつい職業柄思ってしまう私は、この分科会に参加しました。氏は結婚、離婚、留学、帰国後いろいろ体験された団塊世代のシングル女性です。 |
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38才で作家デビュー、「女が家を買うとき」その後「クロワッサン症候群」など次々とヒット作。60才の現在の最新作が、「ひとりの老後はこわくない」。まさに「ひとり」をテーマに書き続け、シングル女性達の老後を支援するNPOも立ち上げています。 |
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シングルの人達といっても置かれている立場で、4つのタイプがあるようです。
(1)サラサラシングル (2)離婚シングル (3)死別シングル (4)シングルもどき
分類の意味はさておき、これから先、増々ひとりの女性達は増え続ける一方だと言っておりました。 |
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そしていままでの取材や仲間づくりを通して、感じていることは、お金はあるけどさびしい人が多くいるということ。そして人間一番さびしいのは、「会話をすることがないこと」とつくづく話されておりました。 |
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そういえば、私が以前高級老人ホームに知人を訪ねた時、お部屋におしゃべり人形がちょこんと置いてあったことを思い出しました。 |
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だれでも老いはやって来ます。肉体的に老いても、せめて気持ちだけは若く、地域とかかわり合いながら友人を多く持ち前向きに生きることを強く話されていたことに、共感を覚えました。 |
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「ひとりの老後はこわくない」でも、ちょっと心配という方達に、「すまいるがあるから相談に行ってみよう」とお声をかけていただければうれしいなと思います。どうぞ何なりとご相談ください。何かお役に立てることがあると思います。 |
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