● |
光が丘も第2回目の大規模修繕があちこちで見られるようになりました。 |
● |
先日、四季の香弐番街団地(S62年3月築234戸)の大規模修繕の終了見学会があり私も参加させていただきました。
(1)まず、何よりビックリしたのは、給水システムを直結増圧給水式にしたことにより、従来の受水槽、ポンプ室が最小となり、余ったスペースを大きな集会所に生まれ変わらせたことです。イス席ですと総会も可能かと思うほどのスペースです。
(2)又、各戸の電力容量を40Aから60Aが可能に。これでIHも導入できます。
(3)各棟エントランスのデザインアップ改修。見た目の美しさ、おしゃれな趣に。
(4)ゴミ置場、自転車置場に目隠し設置。
(5)歩道、植栽、サインなど外構改修。
(6)バリアフリー化や床タイルの防滑処理。
(7)一斉放送設備の改修と緊急地震速報との連動。防犯、防災に配慮。
(8)エレベータの改修。(防犯カメラ取替、手すり等)
などが今回の特徴的な改修工事でした。 |
● |
各団地、外壁塗装や補修は基本ですが、第1回との大きな違いは、経年による性能低下や損傷の修繕だけでなく20年を経た2回目ともなると、社会的水準向上との差をうめる改良をどうするかが、大きな課題となって来ます。端的に言えば、陳腐化をどう新しく甦させられるかです。 |
● |
今回の見学会で感じたことは、大規模修繕委員の方々、設計事務所関係等、数年前より最近の動向などの勉強会を重ね、良いものを創ろうという熱意が、管理組合の方々を巻き込んで合意形成がなされ、このような素晴らしい改修が出来たのではと思いました。 |
● |
公平性のある強いリーダー、潤沢な修繕積立金、変化に対する組合員、この3つが三位一体となって資産価値が保たれるのではないでしょうか。管理組合もこれからは、経営戦略的な運営が必要となって来ますね。 |
(株)すまいる情報光が丘
代表取締役 武藤 正子 |