買手市場でもムリな指し値は逆効果(2003年8月14日号) |
中古住宅の売買は、単に物品の販売と違い、家というものを介して人間対人間の気持ちの触れ合いからスタートします。売り手の気持ちは1円でも高く売りたい。買い手側は1円でも安く買いたい、どこまでも平行線です。
不動産市況が下降線をたどっている状況下でいくら買い手市場といっても、売り手の許容範囲を大きく超えた値引き要求はなかなかまとまりません。また、値引きをしてもらいたいとの思惑で住宅に対して、「思ったより狭い」、「だいぶ内装が必要」などその場での感想は避けたものです。誰しも何年か暮らした我が家をけなされては良い気はしないものです。喜んで住んでくれそうな良い人に譲りたい、という願いは率直な売り主さんの気持ちでしょう。無理な指し値は売り手側の気持ちを硬直させるだけです。
反対に大幅な値引きでも、フィーリングの合う時は売り主さんもほだされて応じる時も。
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