相続税・贈与税の改正が今年も見送りに(2012年6月8日号) |
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昨年度の税制改正で予定されていた、相続税と贈与税の改正事項は成立せず、又、平成24年度の税制改正においても見送られ、社会保障・税一体改革大網に盛り込まれました。(適用時期は平成27年1月からを予定) 昨年増税・改悪案とさわがれましたが、税の一体改革で、消費税も相続税も同時アップするのはいやですね。 |
改正項目 |
内容 |
適用年月日 |
相続税の課税ベース・税率構造の見直し |
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*H27年1月からを予定 |
・基礎控除の引き下げ |
3,000万円+600万円×法定相続人の数 |
一体改革大網 |
・死亡保険金の非課税限度額 |
500万円×法定相続人の数(未成年者、障害者又は被相続人と生計を一にしていた者に限る) |
一体改革大網 |
・税率構造の見直し |
最高税率55%など |
一体改革大網 |
・未成年者控除及び障害者控除の引き上げ |
未成年者控除
→10万円×20歳までの年数
障害者控除
→10万円(特別障害者は20万円)×85歳までの年数 |
一体改革大網 |
暦年課税贈与税の税率構造 |
最高税率55%、
直系尊属からの贈与税率の緩和など |
一体改革大網 |
相続時精算課税の適用要件緩和 |
受贈者に20歳以上の孫を追加贈与者は60歳以上に引き下げ |
一体改革大網 |
すまいる情報光が丘代表取締役
武藤 正子 |
このワンポイントアドバイスは、仲介の現場で現実に起こっている事を私の経験からアドバイスとして掲載しております。
自分の場合はどうなのか知りたい。もっと突っ込んだ質問をしたいとお考えの方など、私、社長の武藤にご相談ください。
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