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Aさんは今年古希を迎えます。定年後の再雇用も一段落と思っていたら、もう少し後進に技術を指導して欲しいと慰留され、しばらくは会社に残ることになりました。 |
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妻と海外でのロングステイなども夢見ていましたが、本来の仕事大好き人間、活力を得るためにも今回の道を選んだのでした。 |
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しかし、元気なうちにやっておきたいことがありました。Aさん夫婦は再婚で二人の間に子供さんは居りませんでした。もし、自分に万が一のことがあったら、残される妻の事を考えて、不動産などをうまく整理しておこうと思ったのです。 |
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と言うのも、Aさんには先妻との間に子供さんが2人いたからです。まず手をつけたのは、自分が死んだら、相続争いで、自宅に妻が住めない状況になったら困ると思い、その自宅をどうしたら一番いいかでした。 |
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そこで婚姻20年以上経っているので夫婦間贈与、いわゆる「おしどり贈与」というのがあるのを知り、これは、一定の金額以内なら無税となるので、夫から妻名義に変えることをしました。 |
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そして手持ちの別の不動産は、売却という方法で現金化したのです。この時代に現金を持っていてもという考えはあったのですが、あまり不動産や資産運用に長けていない妻に煩わしいことをかけたくなかったからです。死んでからでは遅いと思ったのです。 |
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Aさんのように資産を整理、整頓してスッキリさせるのは身心ともに元気なうちが何よりですね。今後のこと、どうぞ何なりとご相談ください。 |
(株)すまいる情報光が丘
代表取締役社長 武藤 正子 |