●先日、ケアマネージャーの山本美子氏によるセミナーは多数の方にご参加いただき、皆様大変熱心に受講されました。 |
●セミナーを思い立ったのは、私事ですが昨年夏85才の母を看取りました。姉と共に5年間程は介護に明け暮れておりました。主に在宅で、介護保険と医療保険を使い、介護はヘルパーさん、医療は訪問看護師、医師、そして姉、私、私の娘2人の女系家族のチームで何とか回っていました。それが続けられたのも、介護プランを組んでくれたケアマネージャーと専門職の方々と、とても良い信頼関係が出来ていたからです。 |
●実際、ケアマネージャーの仕事は、これほどハードとは思いもしませんでした。私の母の時も途中で病気になられ、交代したくらいです。ヘルパーさんもいつも腰痛に悩まされているようです。 |
●セミナーを通して大事と感じた事は、
(1) 家族が要介護状態になったら、家族みんなの問題と考えること。
(2) 家族だけで介護は無理だったら、みんなで相談して認定申請すること。誰か一人に任せきりにしない。任せられた人はうつになってしまうこともある。
(3) ケアマネージャーは相性の良い人と組む。
(4) 本当のことを言い隠し事をしない。 |
●先日も長崎転勤のため、長期不在となる方のご依頼を受けました。大物家具類などそのまま置いて行かれました。家は使っていないといたみが早くなります。遠くの親戚より、近くの「すまいる」です。 |
●頭では解っていても直面すると介護は期限が決まってないので、介護する人も心身共に疲れてしまいがちです。それだからこそ必要なサービスを利用し本人、家族が少しでも健康でいられるようになりたいものですね。 |