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3月の大震災の規模といい、先日の台風の威力にしても、近年は今までの記録を更新する想定外レベルでの自然災害が目立ってきています。 |
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9月21日の台風15号は関東地方を直撃し、今までにない暴風雨で光が丘にお住まいの方から「窓を閉め、鍵をかけていても雨水が窓から跳ね上がってきた」と数件のご連絡がありました。このような体験をされた方は他にもいらっしゃると思います。 |
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そこで、(社)日本サッシ協会のホームページより窓について調べてみると、「強風雨時にサッシ下枠に雨水が溜まることがありますが、一般的なサッシの構造上問題なく、水密性能を保持するために必要なことであり不具合ではありません」と書いてあります。但し、それを超えて室内に水が入ってしまえば漏水と言えます。 |
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サッシにはJIS基準による等級がありますが、その基準が近年の想定外レベルでも対応出来る基準なのか、気になるところです。現段階での対処法は、台風やゲリラ豪雨の恐れがある場合はサッシの下枠に雑巾やタオルを当てておき、また近くには濡れてはいけないものを置かないことですね。 |
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サッシも年数が経てば劣化してきます。管理組合の規約では、サッシ及び窓ガラスは共用部分であり、著しく劣化が目立つようであれば組合で話し合う内容になります。
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また、台風に備えての心得として、ガラスの破損が起こらないよう、植木鉢や飛ばされやすい物は室内に入れ、網戸が外れないよう固定されているかを確認して下さい。
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集中豪雨では、バルコニーの排水がおいつかないこともありますので、普段から排水溝回りの落ち葉や砂などを取り除くことも住居への浸水の防止に役立ちます。
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しかし、道路の冠水等、個人レベルでの対応策ではふせげないものも多く見うけられる昨今。あきらかに気象が変化していることに対して行政レベルでの早急な抜本策が必要ですね。
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