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  遊休資産。でも本人にとっては・・・。(2020年11月20日号)


このところ特段に高齢者についてのご相談が多くなっています。

単身となった高齢の方が身体的な状況から老人ホームは入られるケースでお身内であるご兄弟、姉妹からのご相談です。それまで住んでいた住宅を「どうしたらよいか」が一番多い内容です。
実際、もう何年も前から家の鍵を預かって本人に代わって室内の通風等を時々しに。けれど自分達も年を取って、電車で往復3時間もかけては、来るだけで精一杯。ましてや荷物の整理や掃除など出来ない。でも本人は、老人ホームがいやになったら帰るところがないので「そのままにして欲しい」とのことで今まで数年経ってしまった・・・。
こういったケースでは家はどんどん傷むだけです。しかし管理費、修繕積立金、固定資産税は払い続けなければなりません。でも、本人にとって「帰るところがある」というのが老人ホームで暮らす心のよりどころなのでしょう。
ご兄弟、姉妹は困っていますが、おひとり身の方にとって家は、がんばって働いて築き上げた資産の証なのです。説得は容易ではありませんが、やがて時か解決してくれると思います。
そんな時、私共ではお身内に代わって時折、通風など、すまいるスタッフが行うエプロンサービスがあります。その家に合わせたより良いやり方がありますので、何なりとご相談ください。

    
(株)すまいる情報光が丘        
代表取締役社長   武藤 正子
このワンポイントアドバイスは、仲介の現場で現実に起こっている事を私の経験からアドバイスとして掲載しております。
自分の場合はどうなのか知りたい。もっと突っ込んだ質問をしたいとお考えの方など、私、社長の武藤にご相談ください。
きっとお役に立てると思っております。プライバシーについては充分注意しますのでご安心ください。
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