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  「甥っ子、姪っ子にまかせた。」は断りのほうべん? (2022年10月14日号)


貸付不動産や相続で取得した不動産を処分する時、誰に相談しますか?
Aさんは長らく貸していたマンションを賃借人が退居することになり、今後貸すのも億劫なので売却する方向になりました。退居時の室内チェックで立ち合いした時、Aさんはひとり身なので、お姉さんと姪子さんを同行しました。

点検していくうち、相場を聞かれたので、近隣取引例や部屋の状態も含め、適正な査定額を提示しました。その時、Aさんよりも積極的に姪子さんが前面に出て来ていました。
Aさんとはとは15年来の付き合いですが姪子さんとは初対面。かなりの仕切り屋さんのよう。帰りぎわ、その方いわく、「検討しますので少し時間をください。」とのことでした。きっと姪子さんの言いなりになるのではと予感しました。
一週間ほどして電話を入れると、「姪っ子に任せているので・・・。」と、歯切れの悪い言い方。口ぶりから状況を悟りました。
同じような経過をたどる物語が再び到来。今度はBさんで甥子さんです。この一年半、いろいろな相談ごとに真摯に対応して、スタッフがかなり労力をを使いましたが解決すると、あっけなく、「甥っ子が不動産会社に勤めているので、自分も年なので彼に任せた」と。
長くやっていると色々あります。それでも私共の地域に対する姿勢を評価して下さるお客様がいる限り全力で仕事に取り組んで参ります。
 
            
(株)すまいる情報光が丘        
代表取締役社長   武藤 正子
このワンポイントアドバイスは、仲介の現場で現実に起こっている事を私の経験からアドバイスとして掲載しております。
自分の場合はどうなのか知りたい。もっと突っ込んだ質問をしたいとお考えの方など、私、社長の武藤にご相談ください。
きっとお役に立てると思っております。プライバシーについては充分注意しますのでご安心ください。
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