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地方にある実家、都内にある実家、それはさまざまですが、両親も亡くなり、その家に住む人もいない場合どうしますか。Aさんは15年前に母親が亡くなり、空家となった家を相続しました。妹さんは姉のAさんが母親の介護で週の大半を泊まり込みで見てくれたので姉に相続を全部譲りました。
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Aさんはそこをお稽古場として使い舞踊を教えておりました。お母さん主宰の会を継いでお弟子さんも引き継いだのですが、3年前健康上の理由からやむなく閉めることに。 |
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使わなくなってしまった家をどうするか。Aさんのお孫さんが興味あったようですが、何ぶん古家。リフォームも相当お金がかかります。 |
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住んでいないと家はますます傷みます。思案のあげく売ることに。幸い隣家の家族が喜んで買ってくれました。 |
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室内整理ですが、仏壇は造り付けで大きくお位牌、仏具等結構あります。新しく仏壇を設え引継ぐのは、お寺を守る妹さんになります。 |
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しかしマンション暮らしなのでコンパクトな仏壇に。お寺と相談しながら仏具店で古いお位牌を幾つかまとめて繰出位牌にしてもらい、両親と早世した兄の3基残すことにしました。 |
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妹さんは自宅のリビングに仏壇を設置。Aさんと共に住職をお呼びして読経していただきました。実家の処分。最近では墓じまいの問題もある人も。高齢社会、いろいろ問題山積ですね。 |
(株)すまいる情報光が丘
代表取締役社長 武藤 正子 |