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知人のお兄様が79才で亡くなられて四十九日が過ぎました。私の姉と誕生日が年月日まで一緒でしたので、何かご縁を感じておりました。
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そのお兄様は、ここ数年患っていたようで、ご自身の最後を文にしたためておられました。後に残され見送る人達に対して一枚の紙に書かれた文言に、胸を打たれたので知人の了解を得て以下に載せさせていただきました。 |
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親しい人だけに別れを告げたい。 |
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葬祭館で行う。 |
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仕事関係、友人、親戚関係で80人位。
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仕事関係は〇〇。友人関係は〇〇。親戚関係は妹が担当。 |
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午後6時開始なるべく長くして |
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食事は贅沢にアルコール飲み放題。 |
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ひつぎの傍らで食事を設営したい。 |
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宗教はいらない。香典もいらない、戒名、祭壇、お経、もいらない。 |
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葬儀より別れの会。 |
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数人に別れの言葉をもらう。
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バックグラウンド演奏、二人でお酒を、北帰行、北国の春、故郷、星影のワルツ、酒と泪と男と女。
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会場全体を花で埋め尽くす。
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ビデオメッセージを流す、最後の10分。
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写真をスクリーンでながす。
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司会進行役を決める。
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最後は女房に礼を言わせる。 |
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知人はこの通りにお別れの会を執り行い、会館のお酒が底をつくほど賑やかにお兄様を見送ったそうです。本当に見事な最後です。合掌。
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(株)すまいる情報光が丘
代表取締役社長 武藤 正子 |