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「〇〇マンションの査定をしてほしい」と突然のメール。どうやらご本人のではなく母親名義の住宅のよう。とりあえずメールにて回答してくれとのこと。 |
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その住宅は以前、母親自身から今後の身の振り方を相談されたことがありました。その時は二女の娘夫婦が同居を希望しているが家賃は払わない。その代わりにお金を貯めるので一緒に住める家を建てようという内容でした。 |
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見る限りおしとやかなお方でした。このままでは何となく娘さん夫婦にいいようにされてしまうのではないかと思い、「嫁いだ長女さんもいらっしゃるので、少しでも家賃をもらった方がいいですよ」とアドバイスしました。ちょっと嫌な予感が・・・。 |
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結論として「一人で気ままに住んでいた方が気が楽でいいのでは。まだそんな年ではないのですから。」では「そのようにします。」と帰られた経緯がありました。 |
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しかし、その後、娘さんに押し切られたのか、いつの間にかお住まいを高値で売却に出されビックリしました。 |
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そして、しばらくしたある日、名前も名乗らず親族間の売買、名義変更についての質問の電話が。何となく話しぶりでその二女さんのよう。「母親名義から自分のダンナの名義に変えるには?うんと安くか、ゼロで。」家を建てる計画は頓挫したのか?やはり予想は的中。 |
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これは返答するわけにはいきません。思わずお母さまのお顔が浮かびました。「老いても子に従わず」、気丈な母でいてほしいものです。母娘は今いずこに? |
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(株)すまいる情報光が丘
代表取締役社長 武藤 正子 |