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この数字を見て何を思い浮かべますか?「平均寿命」ではなく、健康上の問題で日常生活が制限されない期間を示す、「健康寿命」なんです。
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先日総務省が発表して2015年国勢調査の抽出速報では、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は26.7%で世界一です。 一人暮らしをする高齢者も高齢者全体の16.8%で増えています。男性で8人に1人。女性では5人に1人が一人暮らし。
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日本の「平均寿命」は女性86.83歳、男性は80.50歳となっています。(2014年)この数字から見ると上記の「健康寿命」との差は、女性12.62歳、男性9.31歳。つまり、何らかの介添えが、必要な期間ということになります。 |
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それでは介護が必要な要認定者は現在どれほどいるのでしょうか。2年程前の数字によれば要介護認定者566万人、そのうち在宅介護となっているのが現状です。実際には老人ホームなど施設に入っている人はまだまだ少ないです。 |
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これだけ在宅介護者が多いと本人もさることながら、介護している人、ヘルパーさんやご家族の負担は大変です。 |
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実際、私の母も7年ぐらい寝たきりの生活で、在宅でしたので姉の負担は大変でした。当時の平均寿命85歳で亡くなり、先日13回忌を済ませましたが、あと2年ぐらい介護が続いたら姉は、「体がもたなくなる」と言っておりました。 |
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とにもかくにも増え続ける高齢者。私もその一人として、健常であれ、介護が必要であれ、地域全体で支え合う街づくりが望まれますね。 |
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(株)すまいる情報光が丘
代表取締役社長 武藤 正子 |